ワクチン接種後に11歳女児死亡、因果関係は不明 脳性まひで入院中

有料記事

[PR]

 厚生労働省の専門家部会は13日、米ファイザー社製の5~11歳向けの新型コロナウイルスワクチンを接種した11歳の女児が、接種の2日後に死亡したと公表した。接種後の小児での死亡報告は初めて。死因は呼吸不全とみられる。女児は脳性まひ人工呼吸器をつけて長期入院していた。現時点で、情報不足のために接種との因果関係は評価できないとしている。

 女児は4月28日に小児用のワクチンの2回目を接種。翌29日午後に心拍数が上がるなどした。30日夕から呼吸状態が悪くなり亡くなった。主治医は血液検査で体のどこかに炎症が起きた疑いがあったことから、心筋炎の疑いも報告しているが、「症状や検査に乏しく確定はできない」ともしている。

 女児は出生時に低酸素性虚血…

この記事は有料記事です。残り177文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]