地雷なくなった土地を耕して カンボジアへトラクター、輸送費募る

天野光一
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 カンボジアで内戦時代に埋められた地雷の処理にあたる愛媛県松山市のNPO「国際地雷処理・地域復興支援の会(IMCCD)」が、愛媛県を通じて企業などから寄贈された救急車と消防車、トラクターの計5台について、現地への輸送費などを募っている。

 寄贈された車両は井関農機(松山市)からの中古トラクター1台と、上島、伊方、愛南の3町と八幡浜地区施設事務組合からの救急車3台と消防車1台。寄贈はカンボジアのバタンバン州との経済交流を推進している県が取りまとめた。トラクターはキャッサバ芋などの栽培に使われ、できた芋は焼酎づくりをはじめとした産業振興に使われる。

 一方で、IMCCDは車両5台の輸送とメンテナンス費用が捻出できないため、クラウドファンディング(CF)で募ることにした。CFは6月23日までで、目標額は500万円。IMCCDの高山良二理事長は「地雷が除去された土地で住民が希望を持って生きていくために助力して欲しい」と呼びかけている。詳しくはCFのサイト(https://readyfor.jp/projects/IMCCD-tractor2022別ウインドウで開きます)。(天野光一)