ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、米国防総省高官は13日、ロシア軍が戦力を追加投入しているにもかかわらず、東部ドンバス地方での戦いで目立った成果を得られていないとの見方を示した。ロシア軍は一部の将官が命令を拒むなど、士気の低下が引き続き課題となっているという。
停滞の理由の一つがロシア軍の戦意の低さとみられる。侵攻当初から、ロシア軍では戦争の予定を知らされずに派遣された若い兵士らを中心に、士気の低下が顕在化していた。米高官は「一部の将官も命令に従うことを拒んでいる」との情報を明かし、士気低下は幹部クラスにも及んでいるとの見方を示した。
ドンバス地方では砲撃戦が中…
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