「転覆しそう」貨物船が傾き漂流 海保が5人救助、船は座礁 千葉沖

佐々木康之
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 14日午前3時半ごろ、千葉県南房総市沖を航行中の貨物船「めいせん2」(香川県観音寺市、499トン)から「積み荷のコンテナが荷崩れし、船体が傾き転覆しそうだ」と第3管区海上保安本部横浜市)に118番通報があった。貨物船の乗組員5人は約6時間20分後に海保の巡視船に救助された。船は漂流した後、浅瀬に座礁した。

 横須賀海上保安部によると、通報があった現場は房総半島南端の野島埼灯台から南南西に約13・5キロの海上。船は常陸那珂港(茨城県)から大分県へ向けて航行中、船倉内のコンテナが荷崩れして右舷側へ傾き、漂流し始めた。午前7時40分ごろに巡視艇が現場へ到着し、貨物船から下ろされた救命いかだに乗組員5人が移乗。午前9時50分ごろ、別の巡視船に収容された。3人が負傷しているが命に別条はないという。

 貨物船は漂流しながら約12キロ北上し、午後0時15分ごろ、野島埼灯台にほど近い南房総市・根本港の南約300メートルの浅瀬に座礁した。船から油の流出は確認されていないという。(佐々木康之)