ロシア軍、第2都市ハルキウから完全撤退か 反撃に対応できず被害

有料会員記事

ワシントン=高野遼
[PR]

 ロシアが侵攻しているウクライナの北東部にある第2の都市ハルキウをめぐり、米シンクタンクの戦争研究所(ISW)は13日、ロシア軍が「完全撤退することを決断したようだ」との分析を公表した。ウクライナ軍もロシア軍がハルキウから撤退しつつあるとの認識を示している。

 ハルキウは人口140万人を超える重工業都市で、ロシア軍が侵攻の初期に包囲していた。戦争研究所の分析は、「ウクライナはハルキウの戦いに勝利したとみられる」と評価。この数日、ウクライナ軍の反撃に対して陣地を守る動きがほぼみられないという。

 また、米国防総省によると、ウクライナ軍はハルキウ東部でロシア軍を大きく後退させたのに続き、この数日でハルキウ北部のロシア軍部隊も国境近くにまで押し返したという。

 ウクライナ軍参謀本部も14…

この記事は有料会員記事です。残り1272文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
  • commentatorHeader
    遠藤乾
    (東京大学大学院法学政治学研究科教授)
    2022年5月15日11時19分 投稿

    【視点】 キーウ防衛に加えて、ハルキウを奪還したことで、ウクライナの軍事的優位はますます濃厚になったと思われる。この先皆が真剣に考えているのは、戦争目的の設定・再設定、それと関わる停戦の在り方である。  内容面で重要なのは、ウクライナ領内からのロ