横浜中華街のシンボル聘珍樓、130年余の歴史に幕 移転先は未定

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西本ゆか
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 横浜中華街横浜市中区)で現存する最古の中華料理店「聘珍樓(へいちんろう)横濱本店」が15日、移転のため創業以来130年余の幕を閉じる。移転先は未定といい、中華街大通りでもひときわ目を引くシンボル的存在だった老舗料理店の閉店で、またひとつ中華街の風景が変わる。

 移転は以前からの計画だったが、飲食店がコロナ禍で深刻な打撃を受けるなか「予定を2年前倒しし、15日での閉店を決めた」と同社。計画を早めたこともあり、移転先や再開業時期は「公表できる段階でない」とする。「本店」の名を東京や大阪など他店舗に移す予定はなく、中華街の「聘珍茶寮」や売店、カフェなどの営業は続けるという。

広東料理の名店として人気に

 聘珍樓は、横浜港開港に伴う外国人居留地開設から四半世紀後の1884年、中華街大通りに2階建ての中華料理店として看板を上げたとされる。1986年に現在の7階建てビルに改築し、中華街屈指の大型店となった。広東料理の名店として知られ、周富徳さんら多くの料理人の修業や活躍の場でもあった。

 中華街研究者で筑波大学名誉…

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