福井の甘エビ 新幹線で東京へGO 地元と同じ鮮度でお届け

朝倉義統
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 福井県で捕れた新鮮な甘エビを、JR金沢駅から北陸新幹線を使って素早く首都圏へ運ぶ取り組みが14日から始まった。

 この日運ばれたのは、前日夕方に同県坂井市の三国港市場で水揚げされた体長12センチ以上、重さ12グラム以上の「ふくい甘えび」。午前8時49分発のかがやき506号には、約3キログラム入りの保冷箱計31箱が積み込まれた。同11時20分に東京駅に到着、午後には銀座のすし店など都内の飲食店計27店に届けられたという。

 トラックだと首都圏に届くのが水揚げの翌々日になるが、新幹線を使うと翌日に提供できる。福井県が県内の事業者を支援し、JR西日本・東日本と連携してシーズンの10月までに、最低5回は運ぶという。

 石田敏一・県農林水産部副部長は、「地元と同じ鮮度で届けられるメリットは非常に大きい。新幹線の敦賀延伸・開業まで2年。地魚や農産物の販路拡大につなげ、県産食材を広くPRできたらと思う」と期待を寄せる。(朝倉義統)