浜岡原発の再稼働、首長の賛成は4年連続「ゼロ」 朝日新聞社調査

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長谷川智
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 中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)が停止して14日で11年が過ぎた。朝日新聞が県知事と県内35市町の首長に再稼働に関するアンケートを実施したところ、再稼働に賛成する首長は4年連続でいなかった。慎重意見が根強い31キロ圏市町の意向を重視する傾向が強まっており、現状では再稼働の地元了解を得るのは極めて困難な情勢だ。

 アンケートは今年で5回目。4月に郵送し、全首長から回答があった。前年調査以降、御殿場市裾野市、東伊豆町、松崎町、川根本町の5首長が交代した。

 浜岡原発原子力規制委員会安全審査を通過した場合、再稼働の賛否と理由を聞いたところ、「賛成」はゼロだった。過去の賛成は1回目の小山町だけだったが、町長が交代して賛成者はいなくなった。

 「反対」は5市2町で、昨年より1市多かった。今年1月に市長が交代した裾野市が「再稼働は現時点ではあり得ない」と反対に加わった。

 その他の自治体は昨年と同じ立場だった。「その他」と回答した中で、慎重意見は県と8市3町で昨年と同数。地元意向重視は5市2町で、裾野市が反対に回ったため、1市減った。明確にしなかったのは5市5町で同数だった。

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