戦線、ウクライナ東部に集中か 北東部ハルキウでは住民の帰還始まる

有料会員記事ウクライナ情勢

ロンドン=国末憲人
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 ウクライナ東部ドンバス地方とその周辺では14日から15日にかけて、侵攻したロシア軍とウクライナ軍との間で激しい戦闘が繰り広げられた。一方、ロシア軍の撤退の動きが伝えられている北東部の主要都市ハルキウでは、住民の帰還が始まった。戦線は、東部に集中し始めている。

 ウクライナ軍参謀本部によると、ロシア軍はドネツク州のリマン、アフディフカ、クラキフ、ルハンスク州のセベロドネツクで態勢を立て直し、攻撃を続けている。ドネツク州のキリレンコ知事のSNSによると、14日の攻撃で州内で民間人3人が死亡、4人が負傷した。ウクライナのウニアン通信によると、これらの攻撃によって工業専門学校が破壊されたという。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は14日夜のビデオ演説で、ドンバス地方について「依然として、とても困難な状況だ。ロシア軍は今なお、何らかの勝利を得ようとしている」と語った。激しさを増す攻防については「侵攻開始から80日を経ているのに、正気とは思えない」とロシアを非難した。

 ただ、英国防省は15日にツ…

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