ロス近郊の教会で銃撃 1人死亡5人負傷 信者が容疑者を取り押さえ

サンフランシスコ=五十嵐大介
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 米ロサンゼルス近郊のラグナウッズの教会で15日、銃撃事件があり、地元警察によると1人が死亡した。ほかに4人が重傷、1人が軽傷を負った。警察は60代のアジア系とみられる男性の容疑者を確保し、動機などを調べている。

 地元警察の記者会見によると、銃撃は同日午後1時半ごろ、教会で午前中の礼拝を終え、昼食会が開かれている時に起きた。教会の参加者が容疑者を取り押さえ、足を延長コードで縛り、銃2丁を確保したという。ヘイトクライムかどうかなどを含め動機は不明。現場には30~40人がいたといい、警察や米連邦捜査局(FBI)が事情を聴いている。

 米メディアによると、教会は台湾人の信者が多いという。ラグナウッズは住民の8割が65歳以上で、高齢者が多く住む地域という。(サンフランシスコ=五十嵐大介

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