作業所全焼し1人死亡 出入り口は施錠、放火殺人容疑で捜査 埼玉

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 埼玉県朝霞市で14日に内装会社の作業所が全焼し、焼け跡から男性の遺体が見つかる火災があり、県警は16日、現場の状況から事件性が高いと判断し、放火殺人容疑で捜査を始めた。遺体は会社代表の男性(43)とみられており、死因は焼死だった。県警がトラブルの有無などを調べている。

 朝霞署の捜査本部によると、火災があったのは14日午前10時前。同市上内間木の内装工事会社「長葭(ながよし)内装」の事務所兼作業場から出火し、平屋建てのプレハブが全焼した。遺体は事務所の中で見つかり、炭化していた。この会社は代表のほかに社員はおらず、火災後に連絡がとれないため、県警は遺体が代表の男性とみて確認を進めている。

 捜査関係者によると、遺体の気管からはすすが検出され、一酸化炭素を吸った痕跡も確認できたという。

 一方、現場はガスが供給されておらず、火の気はなかった。作業所はシャッターが閉じられ、事務所の出入り口は施錠されていたという。県警は何者かが被害者を閉じ込め、火を放った可能性が高いとみている。