山あいの耕作放棄地でコケづくり 新たな産業、目標は売り上げ1億円

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礒部修作
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 人々に癒やしをもたらすだけでなく、環境にも優しいコケを、使われなくなった田畑で育てる取り組みが岡山県の山あいの真庭市で始まった。耕作放棄地の解消と産業創出の一石二鳥を狙う町おこしプロジェクトだ。当事者たちは今後3年間で1億円もの売り上げを見込んでいる。

 耕作放棄地に水をたたえたプールをつくり、そこでコケの元になる原糸体を培養し、販売できるコケに育てていく――。プロジェクトでは、こうした仕組みを想定している。市内で4月上旬にかけて培養の実証実験を行い、事業化できると判断した。

 市によると、市内の耕作放棄地は約1290ヘクタール。このうち約540ヘクタールはすぐに農地として利用できる状態だという。

 プロジェクトには県内外の技…

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