仏ルノー、ロシアから完全撤退 世界第2の市場、日産との関係焦点に

有料会員記事

福田直之、和気真也=ロンドン
[PR]

 仏自動車大手ルノーは16日、ロシアから完全撤退すると発表した。保有するロシアの自動車最大手アフトバズの株式約68%の全てを、ロシアの国営機関に売却する。ルノーはフランスに次ぐ重要市場を失うことになり、戦略の立て直しが急務だ。グループを組む日産自動車との関係も焦点になりそうだ。

 ルノーはモスクワ工場を運営する子会社株も、モスクワ市に全て売却する。アフトバズ株は6年間は買い戻す権利を確保し、「ロシア復帰」の道も残した。

 ルノーのロシアでの販売実績(2021年)は約48万台で、世界販売の18%を占める。訪日中のデメオ最高経営責任者(CEO)は16日、朝日新聞などの取材に対し、「決断は簡単ではなかったが、経済制裁で他の選択肢はなかった。破綻(はたん)すれば4万5千人の(ロシアの)従業員が仕事を失っていた」と述べた。

 重要市場を失い、ルノーは電…

この記事は有料会員記事です。残り239文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら