青森・今別町長を官製談合容疑で逮捕 町発注の住宅改装工事巡り

渡部耕平
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 青森県今別町が発注した町営住宅の改装工事をめぐり、不当な安値での受注を防ぐための「最低制限価格」に関する情報を業者に漏らして落札させたとして、県警は16日、同町長の中嶋久彰容疑者(66)=同町今別=を官製談合防止法違反容疑で逮捕し、発表した。また、工事を落札した同町の建築工事会社の役員、相内泰博容疑者(71)=同町浜名=を公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。

 捜査2課などによると、中嶋町長は昨年12月ごろ、同工事をめぐり、相内容疑者の会社が落札できるように、同容疑者に対して工事の最低制限価格(486万1494円)に関する情報を漏洩(ろうえい)した疑いがある。

 入札には複数の業者が参加し、予定価格は513万9千円だった。入札は昨年12月7日に町役場であり、相内容疑者の会社が最低制限価格をわずかに上回る486万2780円で落札した。落札率は94・6%だった。

 中嶋町長は2017年に初当選し、現在2期目。(渡部耕平)