3メガ銀決算 ロシア警戒で与信費用3300億円 純利益は3割増

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小出大貴、江口英佑、細見るい
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 3メガ銀行グループの2022年3月期決算が16日、出そろった。ロシアのウクライナ侵攻に関連した融資先の倒産などに備える与信費用は計3311億円に上った。ただ、コロナ禍による経済活動への制約が和らいで、企業の資金需要が回復。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)が過去最高の純利益を計上するなど、3グループとも増収増益となった。

 各社ともロシア関連の債権には、ウクライナ情勢の影響などで回収ができなくなったときに備え、予防的に引き当てを積んだ。

 三井住友FGは750億円の引き当てのほか、ロシア向けの航空機リース事業で、返却されていない航空機の機体の減損も実施。ロシア関連の純利益の押し下げは1千億円に上った。

 みずほFGは資源価格の高騰や物価上昇といった間接的な影響も含め、1161億円の引き当てを計上した。木原正裕社長は「今の段階で、これ以上の引き当ては考えていない」と語った。

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