米軍、テロ対策でソマリア常駐を再開へ トランプ政権の判断覆す
ワシントン=高野遼
米国防総省は16日、アフリカ東部ソマリアに再び米軍部隊を常駐させると発表した。同国から米軍を撤収させたトランプ前政権の判断を覆した。アフガニスタンでは米軍撤退の方針を踏襲したバイデン政権だが、ソマリアではテロ対策のために常駐が必要だと判断した。
米軍は2007年から、アルカイダ系過激派組織シャバブを封じ込めるためにソマリアに展開してきた。米政府高官によると、再び常駐する部隊は500人未満。現地の治安部隊への訓練や助言の業務にあたり、シャバブとの直接の交戦は想定していないという。
トランプ前大統領は20年1…
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