赤ガエル、66年ぶりに故郷へ帰る 長野で活躍の元東急車両を保存へ

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滝沢隆史
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 丸みを帯びた赤色の愛らしい外観から「赤ガエル」との愛称で親しまれ、長野県須坂市の観光施設で展示されていた長野電鉄(長野市)の車両が、製造元の鉄道車両メーカー「総合車両製作所」(横浜市金沢区)に譲渡され、保存されることが決まった。元々は緑色で「青ガエル」と呼ばれて人気を博した東急電鉄の車両。製造から66年を経て「里帰り」する。

 この車両は、東急の旧5000系車両。総合車両製作所の前身の「東急車両製造」が1956年に新造し、80年に長野電鉄2500系に転用された。青ガエルは赤とクリームのツートンカラーに塗り替えられ、赤ガエルに生まれ変わって97年まで走った。

私設博物館の目玉だった

 新幹線長野駅が開業したこの年、長野市の深沢慶一さん(77)が自身の鉄道模型のコレクション約4千両を公開する私設博物館「トレインギャラリーNAGANO」を長野県須坂市にオープン。展示の目玉に、引退した1編成2両を長野電鉄から取得し、屋外で展示してきた。

 昨春、高齢で体力が続かなくなったことに加え、コロナ禍で客が激減したこともあり、博物館を閉館。総合車両製作所から申し出を受け、先頭車両の1両を譲り渡すことにした。

 屋外展示だったが、深沢さん…

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