GS、パテック、ロレックス…… 22年の新作時計、革新と回帰と

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編集委員・後藤洋平
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 コロナ禍でも人気が高まる高級腕時計。春には各ブランドが相次いで今年の新作を発表した。注目の見本市に日本を代表するブランドが初参加して革新的なモデルを披露するなど、新時代を感じさせる時計が登場。一方、高騰するビンテージ時計を意識してか、過去の名作をアップデートする傾向も続いている。

グランドセイコー、W&W初参加

 バーゼルワールドに代わって世界最大の時計見本市となったスイス・ジュネーブのウォッチズ&ワンダーズに、日本のグランドセイコー(GS)が初出展した。発表したのは限定20本のKodo・コンスタントフォース・トゥールビヨン(4400万円)=[1]。ゼンマイの巻き上げ量にかかわらず一定の精度を保つ構造と、重力に影響されない正確さを持つトゥールビヨンを併載したGS初の複雑機構だ。

 独創的なデザインで、鼓動を感じさせる音で時を刻む。構想から10年を要したといい、同社のマーケティング統括室は「GSの新たな領域を切り開くとともに、時計史に新たな1ページを刻んだ」と胸を張る。

 パテック・フィリップはドレ…

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