選抜Vの大阪桐蔭、春の大阪も制覇 履正社を振り切り公式戦27連勝

[PR]

 高校野球の春季大阪府大会決勝は17日、大阪市の南港中央野球場で決勝があり、今春の選抜大会を制した大阪桐蔭が3―2で履正社を破り、2年連続13回目の優勝を飾った。

 大阪桐蔭はこれで、昨秋の新チーム発足から公式戦負けなしの27連勝となった。21日から和歌山県で開催される近畿大会に出場する。

 大阪桐蔭は2点を追う三回、3番松尾汐恩(しおん)の左越えソロで1点差とし、五回は4番丸山一喜(いっき)の左前適時打で同点に。八回1死満塁から代打・工藤翔斗の中犠飛で勝ち越した。

 選抜以来の登板となった2年生左腕の前田悠伍が9回2失点で完投した。

 履正社は三回、1番光弘帆高の右翼線適時三塁打、2番西稜太の右前適時打で2点を先行したが、なお満塁の好機で畳みかけられなかった。ただ、今大会7試合で計70得点。この春に就任した多田晃監督のもと、変わらぬ強打を示した。

 全国優勝の経験がある両校の頂上決戦とあって、平日にもかかわらず、バックネット裏には観客やプロ野球のスカウト陣らが大勢駆けつけた。

早朝から並んだ客もいたため、開門を予定より30分ほど早めたというほどの盛況ぶりだった。

 そんなライバル同士は、過去に名勝負を多く演じてきた。

 アベック出場した2017年春の選抜は決勝で史上初の大阪対決が実現し、大阪桐蔭が8-3で勝利。大阪桐蔭が2度目の春夏連覇を果たした18年夏は、大阪大会準決勝で9回2死走者なしから、大阪桐蔭が3点を奪って逆転し、6-4で勝った。

 履正社は19年夏に全国制覇したチームが前年秋の大阪決勝で5-2で破っている。

 現チームの対戦は、昨秋の大阪準決勝以来で、この時も大阪桐蔭が5-3で競り勝った。

 両校の公式戦での対戦は2010年以降、今回が26回目で、戦績は大阪桐蔭の18勝8敗となった。