「実は合格だった」都立高校入試でミス判明 他校に入学済みの3人

関口佳代子
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 東京都教育委員会は17日、2月にあった都立高校2校の入試で、本来合格させるべき男子生徒計3人を誤って不合格にしていたと発表した。3人のうちの一部生徒は、ミスが判明した後、都立高校に改めて入学したという。

 都教委によると、ミスは4月、入試関連資料の点検中に見つかった。

 ミスがあった2校のうち1校は、学力検査調査書の総合得点が同点だった場合の対応を誤っていた。本来は学力検査の点数が高い生徒を合格にすべきだったが、逆にしていたという。

 もう1校では、インフルエンザなどを理由にした追試験に関する対応にミスがあった。生徒2人の追試験受験に伴い、本試験の合格者のうち成績下位の生徒2人を不合格とする取り決めだったが、誤って別の生徒2人を不合格としていた。

 都教委の担当者は「あってはならないことであり、今後指導を徹底していく」と陳謝した。都立高校に入り直した生徒が、通っていた別の私立高校に支払った入学金や制服代などについて、都教委は賠償を検討しているという。(関口佳代子)