硬い表情、笑顔に変えた授業 避難のウクライナ女性「日本語楽しい」

有料記事

上野創
[PR]

 ウクライナから日本に避難してきた人を対象にしたオンラインの日本語教室が17日、始まった。文化庁が日本語学校に委託して提供するプログラム。初日に神奈川県から参加した女性は「日本人は親切」と繰り返し、授業は「とても楽しかった」と笑顔で語った。

 「朝、昼、晩、夜」「朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯、夜ご飯」「おはよう、こんにちは、こんばんは、おやすみ」――。モニター画面上で、20代のウクライナ人女性が、うながされながら言葉を繰り返す。講師は、新宿日本語学校の江副隆秀校長。パソコンのカメラに向かって一緒に声を出し、隣では通訳の女性が励ましの言葉を何度も伝えていた。

 女性は親族の家に身を寄せて…

この記事は有料記事です。残り769文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません