「市は責任逃れに終始」残業最大209時間、元職員の死に父が訴え

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池田拓哉、米沢信義
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 甲府市の職員だった男性(当時42)が2020年に自殺したのは長時間労働などによる過労で精神障害を発症したことが原因として、男性の両親が市に約1億400万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回弁論が17日、甲府地裁(新田和憲裁判長)であった。遺族は勤務時間の管理を怠ったとして市の責任を訴えた。市は今後の裁判で考えを明らかにする方針。

 提訴したのは、同市の元職員向山敦治さんの両親。訴状などによると、向山さんは02年に市に採用された。19年に、新設された総務部事務効率課(現・行政経営部行政経営課)に配属され、係長として非常勤職員の定員管理の取りまとめなどを担当していた。

 20年1月17日に、市役所で飛び降り自殺をした。遺族は、長時間の連続勤務に従事させられた結果、自殺に至ったとして、市が安全配慮義務を怠ったと訴えている。

 遺族側によると、亡くなる直…

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    小室淑恵
    (株式会社ワーク・ライフバランス社長)
    2022年5月19日18時25分 投稿

    【解説】心のやまいを、もう本当に!!これ以上発生させない国にしてほしい。 うつにならないために守りたいのが睡眠時間だ。 脳の疲れは6時間以上眠らないと回復しないと言われている。 そのためにも、退勤した時間から11時間あけないと翌日出社をさせな