米食品医薬品局(FDA)は17日、米ファイザー製の新型コロナウイルスのワクチンについて、3回目接種の対象を5~11歳にも拡大するよう緊急使用許可を変更した。米国内では、この年代で2回接種を済ませた割合が3割弱にとどまっており、FDAは接種を進めるよう呼びかけている。
FDAによると、緊急使用許可の拡大は、2回接種から7~9カ月後に3回目を接種した、5~11歳の67人のデータをもとに判断した。3回目接種から1カ月後には血液中の抗体が増えることが確認できたという。また、ブースターを打った400人で安全性を評価したところ、主な副反応は接種部の痛みや頭痛などで、追加の議論が必要な問題はなかったという。
米国では18歳未満はファイザー製だけが使用可能になっている。FDAは昨年12月に3回目接種の緊急使用許可の対象を16歳以上とし、今年1月には12歳以上と拡大してきた。
一方で、子どものワクチン接…
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