都構想の看板失い、代表も引退 「糸が切れた」維新が狙うトリプル選

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井石栄司、久保田侑暉、新谷千布美
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 来年春の統一地方選まで1年を切った。大阪府大阪市のダブル首長選で3連勝してきた大阪維新の会は、次に「トリプル選」をみすえる。これに対し、府内の首長選で「反維新」で連携してきた他党は警戒する。

 維新はこれまで、看板政策である「大阪都構想」の住民投票実施の是非を争点に掲げ、府知事と大阪市長のダブル選を戦ってきた。知事、市長候補が並んで「府市一体」をアピールし、2011年、15年、19年と過去3回の選挙で2トップのポストをおさえてきた。

「糸切れた」維新 期待する「第3の選挙」

 しかし、2020年11月の住民投票で大阪都構想が2度目の否決をされた。大阪維新の吉村洋文代表(大阪府知事)は、将来再び都構想の実現を目指す余地は残しつつも、「僕が政治家として都構想を掲げることはない」と明言する。

 結党以来の看板政策を失ったことで、党内からは「都構想実現のために集まった政党なだけに、今は糸が切れた状態だ」との声が漏れる。

 そんな中、来年の大阪府市のダブル選を前に、維新の党内でささやかれるのが、もう一つ大型の首長選を加えたトリプル選だ。

 三つ目の選挙として維新内で…

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