1~3月期GDP、年率で1.0%減 2四半期ぶりマイナス

北川慧一
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 内閣府が18日発表した2022年1~3月期の国内総生産(GDP)の1次速報は、物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)で前期(21年10~12月期)比0・2%減、年率換算で1・0%減となった。新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大を受け、2四半期ぶりのマイナス成長となった。

 項目別にみると、GDPの半分以上を占める個人消費は前期比0・03%減となった。オミクロン株の急拡大によって「まん延防止等重点措置」が最大36都道府県に出されたことで、飲食や宿泊などのサービス消費が落ち込んだ。自動車の伸びで輸出は1・1%増えたが、コロナワクチンなどで輸入が3・4%増と輸出を上回ったため、全体を押し下げる結果となった。

 名目のGDPは前期比0・1%増、年率換算で0・4%増だった。

 同時に発表された21年度のGDPは実質で前年度比2・1%増、名目で1・1%増だった。実質で3年ぶり、名目で2年ぶりのプラス成長となった。(北川慧一)