原油高に中国の混乱、米国のインフレ…専門家「悪材料が多すぎる」

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聞き手・筒井竜平
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 内閣府が18日に発表した2022年1~3月期の国内総生産(GDP)は、2四半期ぶりのマイナス成長に沈んだ。物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)で、前期(21年10~12月期)より0・2%減だった。第一生命経済研究所の新家義貴氏に今後の見通しなどを聞いた。

「下ぶれのリスクは山積み」

 1~3月期のGDPは2四半期ぶりのマイナス成長だった。最近、発表があった上場企業の21年度の決算は好業績が相次いだが、大半が円安の恩恵を受ける輸出大企業だ。原油などの資源価格が上昇して苦しむ中小企業のほうが圧倒的に多い。外食などのサービス業で好業績だったところも、1~3月期はオミクロン株の感染拡大で外出を控える動きが広がり、苦戦したはずだ。

 また、国内企業が海外子会社から受け取る配当金など、海外で生まれた「価値」はGDPには反映されない。こうした理由から、GDPと企業業績の動きには当然、差が出る。

 1~3月期の個人消費は、オ…

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