• アピタル

「どないもできん」止まらない家庭内感染 その時、家族は

有料会員記事新型コロナウイルス

市原研吾 田中章博 聞き手・市原研吾
[PR]

 家族が新型コロナウイルスに感染したとき、家庭内でどう対応すればいいのか。厚生労働省は「部屋を分ける」などのマニュアルを示しているが、住宅事情などによる限界もある。「どないもできん」。家庭内感染に直面した2家族が、悩みながら自宅療養した事例を取材した。さらに、専門家にも意見を聞いてみた。

 最初の感染は男性(47)の妻(51)だった。

 2月の初め、「ボーッとする」と言い出し、38・6度まで熱が上がった。翌日に感染が確認された。男性の母親(73)は週の半分は男性宅、もう半分は近くにある男性の妹宅で暮らすが、しばらく妹宅にいてもらうことにした。

 自宅は大阪府内にある3階建ての戸建て。1階に男性の書斎があり、母親はここで寝泊まりする。2階はリビングと客間がある。3階には夫妻の寝室のほか、長女(29)と次女(24)の部屋、三女(15)と長男(12)の部屋がある。風呂は1階、トイレは1階と3階にある。

 男性は意識して階を分けた。

限られたスペースのなかで、感染した家族とそれ以外の家族がどう住み分けるか。迷いながらも家庭内のルールを決めて対処しようとする一家の姿を紹介します。

■ダイビングのマスクで目を覆…

この記事は有料会員記事です。残り3647文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]