大学ファンド、政府が手本にするハーバード大 7兆円基金の使い道

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ワシントン=合田禄、嘉幡久敬
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 18日、成立した国際卓越研究大学法は、世界トップレベルの研究力をめざす大学を10兆円規模の大学ファンド(基金)で支援するものだ。政府が大学ファンド制度の手本としたのが、米英のトップ大学だ。数兆円規模の基金を教育や研究にどういかしているのか。

 世界有数の研究力と資金力を誇るのが米ハーバード大学だ。

 同大学は3月、授業料の自己負担を無料にする制度の対象を広げると発表した。世帯収入が6万5千ドル(約845万円)以下の家庭から、2022~23年度からは7万5千ドル(約975万円)以下になる。すでに2割の学生が恩恵を受けていたという。

 05年に8千万ドル(約104億円)だった学生支援の予算は22年には2億3500万ドル(約305億円)と3倍近くに増やした。大学経営にとって巨額支出となる学生への経済援助を支えるのが独自基金の運用益だ。

 現在の基金は約530億ドル…

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