秀岳館高がコーチを懲戒解雇、監督も退職 男子サッカー部暴力問題

大貫聡子
[PR]

 私立秀岳館高校(熊本県八代市)の男子サッカー部で、30代の男性コーチが部員に暴力を加えたとされる問題で、学校がコーチを懲戒解雇処分とし、監督だった段原一詞氏の退職届を受理したことがわかった。熊本県私学振興課が18日、明らかにした。

 県によると、17日夜に学校の教頭から連絡があったという。「生徒が動揺している状況で、早く安定して学校生活を送れるようにしたい」と理由を説明したという。

 男子サッカー部内の暴力問題を巡り、熊本県警八代署は30代の男性コーチを暴行容疑で書類送検している。学校は13日に県に提出した報告書で、問題のコーチと段原氏について「刑事処分の結果を待って改めて処分を決定する」としていた。

 県によると、学校側は2人の刑事処分はまだ出ていないと説明していたという。報告書との食い違いや、どのような事実を認定して処分したのかなどを「今後、報告を求める」(担当者)としている。

 同校の男子サッカー部を巡っては、4月20日に男性コーチが部員に暴力を振るっているとみられる動画がSNSで拡散。その直後、部員らが釈明する動画が投稿されるなどした。

 問題のコーチと段原氏は、一連の問題を受けて4月26日から自宅謹慎処分となっており、段原氏は監督を退任していた。(大貫聡子)