「団結」「統合」大統領は現場で訴えた 民主化弾圧の光州事件42年

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光州=稲田清英
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 韓国南西部の光州市で18日、軍が民主化を求める市民を武力で制圧した「光州事件」(1980年)の犠牲者を追悼する式典が開かれた。軍事政権下の事件から42年となる日で、出席した尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は「自由民主主義を血を流して守り通した『5月の精神』は国民統合の礎だ」と訴えた。

 韓国で「5・18民主化運動」と呼ばれる事件は、87年の民主化へつながる重要な節目と位置づけられる。独立機関の「真相究明調査委員会」によると、軍の発砲などによる死者・行方不明者は240人を超えるとされるが、真相の究明は今も続いている。全斗煥(チョンドゥファン)・元大統領が当時の軍の責任者で、90年代後半には事件をめぐる内乱罪などに問われて服役している。

 10日に就任したばかりの尹…

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