トヨタ、一部工場を停止 ガス・電力供給に懸念も 明治用水の漏出

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奈良部健、近藤郷平、内藤尚志
【動画】明治用水頭首工の大規模漏水、対応進む=長島一浩、細川卓撮影
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 矢作川から用水を取る愛知県豊田市の堰(せき)「明治用水頭首工」での大規模な漏出によって、付近に工場が集積するトヨタ自動車や関連企業にも影響が出始めている。

 トヨタは、工業用水を車体の洗浄や工場の冷却に使っている。18日は代替策として井戸の水を使って工場を稼働し、従業員には在宅勤務を推奨し、節水を呼びかけた。だが、漏水の影響は避けられず、同日夕方から愛知県豊田市の本社工場を一部で停止した。

 トヨタ本社工場でつくっている部品は、グループの豊田自動織機の長草工場(同県大府市)で完成車として組み立てられている。トヨタからの部品が届かなくなるため、豊田自動織機の工場でも2ラインを19日朝から停止する。同日夕方以降の稼働については、状況をみて判断するという。トヨタによると、影響台数は約600台に及ぶ。

井戸水でしのぎ…「50年で初めて」

 他のトヨタ系部品メーカーのデンソーやアイシンは、貯蔵している水や井戸水を使うなどして生産を続ける。

 トヨタは、中国・上海の新型…

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