SPが犯人制圧、爆発物処理車両も登場 クアッド前に訓練

鶴信吾
【動画】警視庁がクアッドに向け警備訓練=鶴信吾撮影
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 東京都内で24日に開かれる日米豪印(クアッド)首脳会合を前に、警視庁は18日、迎賓館前庭(東京都港区)で警備訓練を行い、報道公開した。銃を持った人物から警護対象の要人を守ったり、多くの人が集まる路上で見つかった爆発物を撤去したりする動作を確認した。

 要人の警護訓練では、警視庁のセキュリティーポリス(SP)が、要人を銃で狙った犯人役をその場で取り押さえ、防弾仕様の装備を使って要人に覆いかぶさるようにしながら安全な場所まで誘導。不審物の対処訓練では、沿道に置かれた爆発物入りのリュックを警備犬がかぎわけ、特殊な長いアームを備えた爆発物処理車両を使って撤去した。

 警視庁の岩下剛・警備部長は訓練後、米大統領の来日が、トランプ前大統領以来3年ぶりであることに触れ、「現在の国際情勢を踏まえるとテロや妨害行為の脅威はこれまでの来日時の比ではない」と指摘。「全職員が一丸となって万全の態勢で警備にのぞみ、任務を遂行することをともに誓い合う」と訓示した。(鶴信吾)