ロシア、マリウポリ退避のウクライナ兵を尋問へ 東部では激しい戦闘

有料会員記事ウクライナ情勢

根本晃
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 ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」から退避し、ロシア側の支配下に置かれたウクライナ兵について、ロシアの捜査当局は17日、尋問する方針を明らかにした。ロシア議会では一部の兵士の捕虜交換を禁じる法案の審議が18日にも始まるとも報じられており、ウクライナ兵が無事に解放されるのか、見通しが不透明になっている。

 製鉄所はウクライナ内務省軍の部隊「アゾフ連隊」などが抵抗の拠点としてきた。同連隊は16日、「任務を完了した」として兵士を退避させることを示唆。負傷兵らが次々と退避し、ロシア国防省は18日、「過去24時間に694人が投降した」と発表。退避してロシア側の支配下に置かれた人数は計959人に達したとした。

 現地で取材しているロシア国営メディアの記者は、退避が始まった時点で製鉄所にウクライナ兵ら約2500人がいたとSNSで指摘しており、所内にまだ約1千人以上が残っている可能性がある。この記者によると約2500人のうち、「アゾフ連隊」が804人を占め、残りはほかのウクライナ軍部隊などだという。

 ウクライナ側は、退避したウ…

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