新型コロナウイルス対策のマスク着用について、厚生労働省は、2歳以上の未就学児への推奨を見直す検討に入った。感染力が強いオミクロン株への一時的な対応として推奨してきたが、子どもへの影響も踏まえ、「着用することを一律に求めるべきではない」との意見が専門家から出ており、19日の厚労省の専門家組織の会合で議論する。
政府は保育所などでの対応として、2歳未満は、窒息や熱中症のリスクが高まるために着用を推奨せず、2歳以上の未就学児についても、体調の変化に注意し、無理に着用させる必要はないとしてきた。
しかし、オミクロン株による「第6波」を受け、政府は今年2月、2歳以上について方針を変更。着用が可能と判断される子どもには推奨することにした。
専門家らは19日の会合で…

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