「宇宙ビッグデータ米」お目見え JAXA技術者が米作り、お味は?

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 「宇宙ビッグデータ米」。昨年末、こんな名前のお米が、東京や大阪の店頭に並んだ。JAXA(宇宙航空研究開発機構)発のベンチャー企業が、人工衛星が宇宙から観測した膨大なデータを生かして作った。気候変動による栽培環境の変化に対応できる稲作を目指すという。

 取り組んだのは、JAXA認定のベンチャー「天地人」(東京)と米卸大手「神明」(東京)、農業ITの「笑農和(えのわ)」(富山)の3社。

 米の収穫量は、日射量降水量に大きく左右される。そこで、天地人が、人工衛星の観測データに地質など地上のデータを組み合わせ、農作物の種類に合わせて最適な場所を探すことができるシステムを提供した。

 このシステムを使えば、例えば「春先の降水量が100ミリ~150ミリで、8月の気温が30度以下」といった条件に合う土地が調べられる。3社は昨年、富山県立山町で、候補となった水田の日射量と降水量をシステムを使って調査。条件に適した土地を選んだ。

 稲を育てる段階でも、衛星と…

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