長期運転の美浜3号機をIAEAが調査

佐藤常敬
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 関西電力は17日、運転40年を超える美浜原発3号機(福井県美浜町)に、国際原子力機関(IAEA)の専門家チームによる調査を受け入れると発表した。国内原発の長期運転の評価は国内初だという。調査は2024年度末までに実施するが、実際に現地入りする時期はまだ決まっていない。

 同3号機は昨年6月、運転40年を超える老朽原発として全国で初めて再稼働した。IAEAの評価を受けて、関電は安全性をアピールする構えだ。

 関電によると、今年3月、国を通してIAEAに原発の長期運転を支援するチームの招致を要請。IAEAが派遣を決定した。チームは、IAEAや各国の原発の規制機関の専門家らで作り、長期運転に関わる項目をソフト・ハード両面から調べる。

 美浜3号機をめぐっては、再稼働前の昨年4月、県原子力安全専門委員会からも、国際的な知見を採り入れるよう提言を受けていた。(佐藤常敬)