バイデン氏の日韓訪問中「北朝鮮、ミサイル発射の可能性」 米高官

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ワシントン=園田耕司 北京=冨名腰隆
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 サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は18日の記者会見で、バイデン米大統領の日韓訪問中にも、北朝鮮が長距離弾道ミサイル発射や核実験を行う可能性があるという見方を示した。そのうえで、同日に行った中国外交部門トップの楊潔篪(ヤンチエチー)政治局員との電話協議でも、北朝鮮の挑発行動への対応を議論したことを明らかにした。

 サリバン氏は、米情報機関の分析として、バイデン氏の日韓訪問中またはその前後に、北朝鮮が長距離弾道ミサイルや核実験を行う可能性があると述べたうえで、「我々は(バイデン氏の)日韓両国訪問中に(北朝鮮が)挑発行動を起こすことを含め、あらゆる不測の事態に備えている」と強調した。

 バイデン氏は19日に米国を出発し、20日に韓国に到着。21日に、新たに就任した韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と会談し、22日に日本に入る。

 23日に岸田文雄首相と会談し、24日に日米豪印(クアッド)首脳会合に参加する予定だ。

 北朝鮮の挑発活動をめぐって…

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