山口・阿武の誤送金 引き出し方で異なる容疑、引き出し止める方法は
柴田秀並
山口県阿武町が新型コロナに関する給付金4630万円を誤送金した問題は、お金を返さず使ったとされる田口翔容疑者(24)が電子計算機使用詐欺容疑で逮捕される刑事事件に発展した。そもそも、お金の引き出しを止める方法はなかったのか。
誤送金から約2週間たった4月21日夕。阿武町の自宅の外でたばこを吸っていた田口容疑者は、訪ねてきた町職員にこう語ったという。
「お金はもうありません。犯罪になることはわかっている。罪は償う」
引き出し、窓口・カード・ATMで異なる適用容疑
金融犯罪に詳しい弁護士で金…