貿易赤字、9カ月連続 資源高騰響く 4月の貿易統計

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 財務省が19日発表した4月の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は8392億円の赤字だった。赤字は9カ月連続で、4月としては2013年に次ぐ過去3番目の赤字幅だった。ウクライナ情勢の悪化などで資源価格が一段と上昇したところに円安も重なり、輸入価格を押し上げた。

 輸入額は8兆9154億円で過去最高。前年同月より28・2%増えた。原粗油は99・3%、液化天然ガスは151・6%伸びた。石炭は198・6%増と約3倍になった。

 一方、輸出額は8兆762億円で前年同月比12・5%増。世界的な供給網の混乱から製品の単価が上がっており、過去2番目の高さだった。ロシアに対しては、資源高の影響で輸入額が67・3%増え、輸出額が69・3%減った。