エアフォース・ワンがやってくる 空色の機体、東京では見納め?

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安倍龍太郎
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 世界で最も有名な飛行機といえば、米空軍の大統領専用機「エアフォース・ワン」だろう。バイデン米大統領を乗せて22日、3年ぶりに日本に飛来する。いまの機体は30年以上運用されてきたが、すでに後継機の導入が決まっており、見納めのカウントダウンが始まっている。

 現在のエアフォース・ワンは、米ボーイング社のジャンボ旅客機747―200型機に特別な装備を施し、1990年に2機が導入された。

執務室やスイート「国家の力を象徴」

 大統領執務室や大統領専用スイートがあり、その充実ぶりから「空飛ぶホワイトハウス」と称されてきた。100人分の食事が作れる調理室のほか、緊急手術などに対応できる医療設備も備えている。

 主に首相の海外出張に使用される日本の政府専用機とは異なり、大統領の休暇や国内遊説にも使用されており、大統領の活動を支える上で不可欠な乗り物でもある。現行機はブッシュ(父)、クリントン、ブッシュ(子)、オバマ、トランプ、バイデンの歴代6人の大統領を運んできた。

 89~93年に大統領を務め、現在の機体に最初に搭乗することになった故ブッシュ(父)氏は、かつて米メディアの取材に対し、エアフォース・ワンについて「国家の力を象徴している。米国の威厳を示している」とコメント。長男で、2001~09年に大統領を務めたブッシュ(子)氏は「機内に足を踏み入れた瞬間、誇りに思い、責任の重さを感じた」と述懐している。

大統領と同乗したのは、あの首相

 エアフォース・ワンが外交の…

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