休みのたびに受けた連絡 恩師が見たB1宇都宮・荒谷裕秀の成長
野村周平
Bリーグ1部・宇都宮ブレックスの大卒2年目、荒谷裕秀(23)は今季、レギュラーシーズンに50試合出場した。
ルーキーだった昨季の出場は、わずか8試合。
チームの大きな戦力に成長した。
白鷗大時代の恩師、網野友雄監督(41)はそんな教え子の姿に目を細める。
荒谷を初めて見たのは、彼が東北高(宮城)2年生のときだ。
「とにかく1対1が強いイメージでした」
左利きから繰り出すシュートは多彩で、ドリブルやパスもうまかった。
「攻撃が大好きな選手」
その才能を伸ばそうと、白鷗大入学後は何でもできる「オールラウンダー」として鍛えた。
ただ、入学当初は性格に子供っぽさが残っていたという。
「嫌なことがあると、むすっとしたり審判に文句を言ったり。よく言えば素直な反応をする選手だった」
荒谷が2年のころ、一度、雷を落としたことがある。
試合形式の練習で、荒谷がコ…
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