イエレン米財務長官は18日、米国の投資家にロシア国債の利払いの受け取りを認める特例について、「失効する可能性が高い」と述べた。制裁対象のロシアからの国債の利払いについては25日までの期間限定で認めているが、継続しない見通しを示した。特例がなくなれば利払いができず、ロシア国債は債務不履行(デフォルト)とみなされる可能性がある。
主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で訪問中のドイツ・ボンでの記者会見で発言した。イエレン氏は「最終的に決定されたものではない」としつつ、「(特例が)継続される可能性は低い」と述べた。一方で、デフォルトとなっても、「ロシアの状況に大きな影響はない」とも話した。
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