本堂が教える、心にひそむ六つの角 初代住職は太子ゆかりのあの人物

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岡田匠
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六角堂頂法寺(京都府

 京都の東西に六角通が走る。由来は六角堂頂法寺(ろっかくどうちょうほうじ)。その名の通り、本堂は六角形だ。

 「わが思う心のうちは六(むつ)の角(かど) ただ円(まろ)かれと祈るなりけり」

 これは六角堂の御詠歌(ごえいか)。心にひそむ六つの角をすて、心を丸くしようと説く。六つの角とは目、耳、鼻、舌、身、意、つまり五感と意識によって生じる欲だ。「心や体が正しく作用していると思っていても、だれしも先入観があり、色眼鏡でみては、うそをつく。六つの角を、あえてお堂に作り、人びとに教えているのです」と僧侶の田中良宜(りょうぎ)執事。

 今年、没後1400年にあた…

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