皇后雅子さま、約3年ぶり皇居外の単独公務 全国赤十字大会に出席

多田晃子

 皇后さまは19日、東京都渋谷区明治神宮会館で、名誉総裁を務める日本赤十字社の全国赤十字大会に出席した。皇后さまは、上皇后美智子さまの後を受けて名誉総裁に就任してから2回目の出席で、単独の皇居外での公務は2019年8月の第47回フローレンス・ナイチンゲール記章授与式に出席して以来。名誉副総裁の秋篠宮妃紀子さまら女性皇族方3人も出席した。

 全国の会員や赤十字ボランティアの代表らが集う年に1度の同大会は、コロナ禍で20年と21年が中止となり、3年ぶりの開催となった。今年は例年より規模を縮小し、約600人が参加した。皇后さまは、日赤への継続的な支援やボランティア活動が評価された10人と3団体の代表に有功章を授与。新型コロナの対応で多くの感染者を受け入れるなどした武蔵野赤十字病院長の報告などに、紀子さまらとともに耳を傾けた。

 大会後、皇后さまは同病院長に「非常にご苦労が多かったと思います」などと声をかけたという。

 天皇、皇后両陛下は20年11月、日本赤十字社医療センター(同区)と北海道、福島県沖縄県の赤十字病院をオンラインで視察。現場の医師や看護師らをねぎらうなどしている。(多田晃子)