工業用水は復旧したのに 田んぼ干上がり嘆く農家「2週間が限界」

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高橋俊成、高絢実、柏樹利弘
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 愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工」で大規模な漏水が発生した問題で、工業用水は段階的に給水が再開している。一方で、給水の見通しが立たない農業の現場からは不満の声が上がる。

 「苗も稲も、断水は2週間が限界だ」

【動画】明治用水頭首工の大規模漏水、現場の状況をドローンで=長島一浩、細川卓撮影

 JAあいち中央(安城市)の林口浩二営農部長は話す。農家から「もう田植えを断念する」との悲痛な声が寄せられ、苗を育てて出荷する農家にはキャンセルが続いているという。

 明治用水の受益者である組合員は近隣のJAも含め、計1万2千人で、西三河地域には広大な農地が広がっている。

 工業用水を優先させることについて東海農政局は「工場が24時間動いているので、止まると工場の操業に影響が直結することが想定される」とこれまで説明している。

 林口さんは「(西三河の)農…

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