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未就学児、屋外ではマスク求めず 県方針、熱中症・発育への影響懸念

新型コロナウイルス

藤谷和広
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 千葉県は19日、未就学児が屋外で遊ぶ場合にはマスクの着用を求めないと発表した。オミクロン株への一時的な対応として、「無理のない範囲」での着用を求めてきたが、熱中症のリスクや発育への影響などを考慮し、方針を変更した。

 県は4月、各市町村を通じて県内約400カ所の公立の認可保育所認定こども園にアンケートを実施。室内と園庭、園外の三つの場面で園児にマスクを着用させているかどうか聞いたところ、対応にばらつきがあったという。県はこの結果と、各市町村の3~5歳の感染状況や保育所内のクラスター(感染者集団)の発生状況との間に相関が見られなかったとして、今回の方針転換を決めた。

 熊谷俊人知事はこの日の定例会見で、未就学児のマスク着用の弊害として、熱中症のリスクと、表情が読み取れないことによる発育への影響を指摘。「園庭ではマスクなしで活動しているにもかかわらず、公園などでは社会の目を気にしてマスクを着用しているという声も聞かれた」とし、保護者や地域住民にも理解を求めた。

 未就学児のマスク着用をめぐっては、厚生労働省も2歳以上への推奨の見直しを検討している。熊谷知事は、「自治体ごとに考え方が違うというのは決して良いことではない。(政府は)統一的な考え方をできる限り早く整理し、発信してほしい」と注文をつけた。

 大人についても屋外の場合、①一人で散歩②一人で徒歩や自転車で移動――の場合は「マスク不要」とした。(藤谷和広)

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