「今の自分は無駄じゃない」不登校だった高校生が後輩に伝えたいこと

有料会員記事

吉備彩日
[PR]

 定時・通信制の県立北斗高校(青森市)が、不登校やその傾向がある中学生と在校生が交流する取り組みを始めている。サタデースクールとして、不登校などの経験がある在校生たちが企画作りにも加わり、昨年度は3回開催した。経験者の声を当事者に伝えよう――。そんな思いが込められている。(吉備彩日)

 長机で黙々とイラストを描く中学生に、様子を見守っていた高校生らが「めっちゃうまいじゃん」と声をかけた。「そうかな」。中学生の表情が少しほころんだ。昨年12月、北斗高体育館で開かれたサタデースクールには、県内の中学生約60人と、在校生25人が集まった。

 中学生は、卓球バドミントンといったスポーツ、ばば抜きなどのカードゲームのほか、折り紙やイラスト描きといった中から好きなものを選び、在校生と一緒に楽しむ。イラストを描いていた女子中学生は「生徒の雰囲気が明るい。ここだったら、学校に行けるかも」と笑顔を見せた。

 県内の不登校の児童・生徒数…

この記事は有料会員記事です。残り1128文字有料会員になると続きをお読みいただけます。