寂聴さん、最期まで書く意欲 17年密着取材、監督が見た素顔

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岡田匠
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 作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが昨年11月に99歳で亡くなってから半年。5月15日は、生きていれば100歳の誕生日だった。それを記念したドキュメンタリー映画が27日、公開される。17年にわたって密着取材を続けてきた中村裕監督(62)が、晩年の寂聴さんの素顔を語った。

 映像ディレクターの中村さんは2004年、テレビ番組「情熱大陸」の取材で寂聴さんと知り合った。一緒にフランスドイツに行き、寂聴さんの自宅でもある京都・嵯峨野の寂庵(じゃくあん)で2人で年越しをする間柄になった。

 「私が死ぬまでカメラを回しなさい」。寂聴さんに言われ、NHKスペシャルなど多くのドキュメンタリー番組を作った。印象に残っているのは、書く意欲を最期まで失わなかった作家の姿だ。

母親のことを書きたい

 亡くなる約2年前、寂庵に泊…

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