広島に海外要人が次々と来るわけは ウクライナ、核使用に強い危機感

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岡田将平、編集委員・副島英樹 聞き手・岡田将平
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 ロシアのウクライナ侵攻が続く中、欧州連合(EU)の大統領に相当する首脳会議常任議長のほか、欧米の駐日大使ら要人が次々と広島を訪れ、平和記念資料館を見学し、原爆死没者慰霊碑に献花している。77年前に広島で起きた事実に触れ、プーチン大統領核兵器の使用を示唆したことに強い危機感を示す。

「最も平和な国」の大使は

 北欧アイスランドのステファン・ヨハネソン駐日大使は5月12日、英語で海外の人に被爆体験を伝えてきた広島市の小倉桂子さん(84)の話に耳を傾けた。

 8歳の時に原爆に遭った小倉さんは爆風で吹き飛ばされ、その後は高台から火葬の煙がいくつも立ち上る様子を目撃した経験などを話した。ウクライナ侵攻を受け「戦争を止め、核兵器を使わせないことがキーワード」と訴えると、大使は「平和への道を探すことが大事だ」と応じた。

 アイスランドは軍隊を持ったことがなく、オーストラリアに本部を置く国際民間シンクタンク「経済・平和研究所」が163の国と地域を対象に発表する「世界平和指数」で2008年以来、14年連続で「最も平和な国」とされている。軍備や国内外の紛争、政治や治安状況など23の指標で比較したものだ。

記事後半では、「世界で最も平和な国」とされるアイスランドのヨハネソン駐日大使へのインタビューを紹介します。

 ヨハネソン大使は朝日新聞の…

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