10歳の時に描いたスカイツリー いまはわたしの道しるべに

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抜井規泰
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 彼女はいつも、つらいときには東京スカイツリーを見上げる。すると、ツリーはいつも勇気を与えてくれるという。「私のスカイツリーも、こんなふうに誰かを励ましているのかも」。この9年間、そう思うたび、不思議と笑みを浮かべている自分に気づく。

 2013年の初夏。東京スカイツリーは地元の東京都墨田区内の小学生に、「明るい未来」をテーマに新しいライティングデザインを募集した。当時、両国小学校の5年生だった道上可彬さん(19)の作品が代表に選ばれた。

 「明花」と名付けた、黄緑、緑、黄色、だいだい色などでまとめたデザインだった。同年8月下旬から半月の間、彼女のデザインをまとったスカイツリーが東京を照らした。

 記録が残っていないのだが、採用されたライトアップは当初、ひと夏だけツリーを彩る予定だったようだ。しかし、東京スカイツリーの運営会社は、彼女のデザインへの思いに心動かされた。

コロナに奪われた夢 見上げたスカイツリーツリーは……

 応募用紙に、こう記されていた。

 《これは、花を表しています…

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